【体験談】私が試したレズビアンの出会い方5選と、うまくいった理由

LGBTQ+

こんにちは!レズビアン当事者のぷくぷくです。

「素敵なパートナーが欲しいけど、どこで出会えるんだろう…」 「アプリを使ってみたけど、なんだかうまくいかない…」

かつての私も、出会いのことで本当に悩んでいました。でも、たくさんの失敗と少しの成功を繰り返す中で、私なりの「出会い方」がなんとなく掴めてきました。

これは、巷にあふれる「出会い方リスト」のような記事ではありません。

この記事では、まず私がなぜマッチングアプリに挫折したのか、そのリアルな失敗談からお話しします。そして、そんな私がどうやって付き合うまで至ったのか。単なる出会い方の紹介ではなく、たくさんの回り道から学んだ、私なりの出会いの極意について語ります。

この記事が、みなさんの出会いのヒントになれば嬉しいです!

大前提:私がマッチングアプリでの恋活に挫折した「本当の理由」

まず、私の出会いを語る上で欠かせないのが、「マッチングアプリがどうしても合わなかった」という事実です。

もちろん、アプリで素敵なパートナーを見つけている友人はたくさんいます。でも、私はダメでした。よく「メッセージを続けるのが苦手で…」と言われますが、私の場合はもっと深い理由がありました。

「1ヶ月やりとりした時間、何だったんだろう…」

アプリでいいなと思った人と、毎日メッセージを重ね、好きなことや仕事の話で盛り上がり、1ヶ月。そろそろ会いたいな、と思っていた矢先に、ぷつりと連絡が途絶えてしまう。期待していた分、あの徒労感と落胆は相当なものでした。

また、勇気を出して会う約束までこぎつけても、実際に会った時の印象が、アプリ上の文章のイメージと全く違う、ということも一度ではありませんでした。「会ってみないと分からない」という現実を前に、「このやり方は効率が悪いかもしれない…」と感じてしまったのです。

この経験から、私は自分にとって何が重要なのかに気づきました。 それは、プロフィールや文章から得られる情報ではなく、会った瞬間に感じる「空気感」や「会話のテンポ」だったのです。テキストだけでは伝わらない、その人だけの生身の雰囲気を、私は何よりも大切にしたいタイプでした。

これが、私の恋活の「軸」になりました。

私がお付き合いまでつながった出会い方3選

「会った瞬間のフィーリング」を確かめやすい、という共通点で、私が実際にパートナーと出会えた場所を、具体的なエピソードと共に紹介します。

掲示板

意外に思われるかもしれませんが、これまでの彼女の多くはネットの掲示板での出会いでした。私にとっては、これが最も効率的で、自分に合った方法でした。

▼ 私の体験談:”すぐ会う”が成功の秘訣

きっかけの投稿は「明日、飲みに行きませんか?」という、とてもシンプルなもの。でも、その潔さとスピード感に、私と同じ価値観を感じました。

正直に言うと、投稿されていた自己紹介が「好みの条件」に合っていた、というのも大きいです(笑)。でも、顔も分からない相手。「いい人がいればラッキー、合わなかったらその日限りでも仕方ない」と、肩の力を抜いて連絡しました。

最初のメッセージで心がけたのは、とにかくガツガツしないこと。顔も性格もよく知らないのに「タイプです!」なんて送っても、相手は引いてしまいますよね。お相手が書いていた自己紹介の項目に合わせて自分の情報も提示し、「もしよければお返事ください」と、あくまでフラットな温度感で送りました。

「翌日会う」というゴールが明確だったので、話はトントン拍子。お店の場所などを決める簡単なやり取りと、念のための顔写真の交換をして、メッセージを送った翌日にはもう会っていました。

実際に会ってみると、会話の中で共通の趣味(ゲーム!)がいくつもあることが発覚。私がこのブログで語るくらいゲーム好きなのですが、お相手も相当なゲーマーで、一気に話が弾みました。お互いお酒が好きだったこともあり、自然な流れで2軒目へ。

この「スピード感」こそ、私が求めていたものでした。一度会ってみることで、アプリで1ヶ月以上かけて構築しようとしていた関係を、たった数時間で越えられました。

うまくいった理由

「まず会う」という目的が最初から一致していたこと。そして、「がっつきすぎない」スタンスが、かえって自然なコミュニケーションを生んだのだと思います。

オフ会

一人で飛び込むのは勇気がいりますが、オフ会も素晴らしい出会いの場です。何より、「恋人探し」というプレッシャーから少し解放され、純粋に「楽しい」を共有できるのが大きな魅力です。

▼ 私の体験談:オフ会によって雰囲気もいろいろ

私は人見知りなのですが、夜の立食パーティー形式のオフ会に参加したことがあります。最初は華やかな雰囲気に圧倒されそうになりましたが、「せっかくお金を払ったんだから、元を取らないと!」という気持ちで奮起(笑)。

「どうせ一度しか会わないかも」と開き直り、「お一人での参加ですか?」「私、このオフ会初めてなんです」というキラーフレーズ(?)を武器に、何人かに話しかけることを意識しました。そこで恋人はできませんでしたが、数人のグループでとても盛り上がり、後日飲みに行ったりBBQをしたりする仲にまでなれたのは、大きな収穫でした。

過去に交際した方とは、仕組みがしっかりしたオフ会で出会いました。 一つは、気になる人2名に連絡先を書いたカードを渡せる、という仕組みのオフ会。スタッフ経由で渡されるので、誰が誰に渡したか分からず、興味がなければスルーできます。「流れで連絡先を交換したけど、連絡するほどでも…」という気まずさがないので、慎重派の方にはとてもおすすめです。

うまくいった理由

恋愛を意識する前に、「人として、この人といると楽しい」という感情を共有できたから。イベントの熱気や共通の趣味が、自然と仲良くなるきっかけにもなりました。

新宿二丁目などのLGBTタウン

王道ですが、やはり新宿二丁目なども出会いの場として外せません。

私の場合、最初から恋愛目的というよりは「当事者の友達ができたらいいな」という気持ちが強かったです。たまたま二丁目で仲良くなった友達ができたことをきっかけに、一時期は頻繁に顔を出していました。

▼ 私の体験談:二丁目での出会い

私が交際に至った時も、まさにそんな自然な流れの中からでした。 その日も、もともとの友達やその場で知り合った人たちと、みんなでテーブルを囲んでワイワイ飲んでいたんです。特定の誰かと深く話すというより、その場の楽しい空気感を共有していました。

そんな中、ふとした会話で「あ、この人面白いな」と意気投合した人がいました。みんなでいる中でも自然とその人と話す時間が増えていき、後日二人で会うことになり、結果的にお付き合いに発展した、という経験があります。

うまくいった理由

二丁目の良さは、何より「素の自分でいられる」という圧倒的な安心感だと思います。「恋人を探すぞ!」と意気込むのではなく、まずはその場のコミュニティに身を置いて、友達を作るくらいの気持ちでいると、かえって自然なご縁に繋がりやすいのかもしれません。ここでもやはり、肩の力を抜いたスタンスが良かったのだと思います。

多くの人が選ぶけど、私には合わなかった出会い方2選

一方で、今の私には合わないだろうな、と感じる方法もあります。これは優劣ではなく、完全にタイプの違いだと思います。

マッチングアプリ

私の友人はマッチングアプリで実際に恋人ができていました。その友人は、「プロフィールで価値観をじっくりすり合わせられるのが良い」と言っていました。ただ、私にとってはその「事前のすり合わせ」が、会った時の直感や発見の喜びを奪ってしまうように感じられました。

友人・知人からの紹介

私の経験にはありませんが、とても有力な出会いの一つです。

信頼性は抜群ですが、「もし合わなかったら、紹介してくれた友人に申し訳ない…」と考えてしまうタイプなので、私には少し心理的なハードルが高いかもしれません。

まとめ:勇気を出して、一歩踏み出してみよう

ここまで、私の体験談をお話ししてきました。大切なのは、出会いの方法をリストアップすることではありません。

「自分とって、譲れないものは何か?」 「自分はどんな時に心地よいと感じるか?」

この「出会いの軸」を見つけることが重要です。私にとっての軸は「会った瞬間の空気感」でした。

もしご自身の軸が分からなければ、過去の経験を振り返ってみてください。

  • アプリのメッセージは楽しかった?それとも苦痛だった?
  • 初対面の人と大勢で話すのは好き?それとも1対1がいい?
  • 恋愛だけでなく、親友とはどうやって仲良くなりましたか?

そして、少しでも「これならいけるかも」と思った方法を、恐れずに試してみてください。

うまくいかなくても、それは失敗ではありません。「この方法は私には合わない、ということが分かった」という貴重なデータです。私が「合わなかったらその日限り」と思えたように、肩の力を抜いて新しい出会いを探してみませんか?

その小さな一歩が、未来の素敵なパートナーに繋がっているかもしれません。
ぜひこの記事を参考に、出会いの最初の一歩を踏み出してみてください!

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