こんにちは!私はこれまでMacBook Airをメインとして愛用してきました。しかし最近、本格的なデスクトップ環境を構築するのを機に、最高のキーボードを探し始めました。
そんな私が選んだのが、Keychron Q3 Pro。決め手は、洗練されたデザインと、オフィスでも気兼ねなく使えると評判の「赤軸」スイッチでした。
結論から言うと、この選択は大正解。実際にオフィスで毎日使っていますが、その静音性とMacBook Airとは次元の違う心地よい打鍵感に、もはや以前の環境には戻れないほど満足しています。
この記事では、MacBook Airユーザーだった私が、Keychron Q3 Proと出会って感じた感動を、開封の儀から実際の使用感、そして具体的なカスタマイズ方法まで、余すところなくお伝えします。
【この記事を読めばわかること】
- Keychron Q3 Proの高級感あふれる外観と付属品
- 気になる「赤軸」の打鍵感と、オフィスでのリアルな静音性
- MacBook Airのキーボードとの決定的な違い
- 面倒な操作を”ワンキー”で実現するマクロ設定手順
Keychron Q3 Pro 開封レビュー!ずっしり重厚なアルミボディに所有欲が満たされる
注文から数日後、待ちに待った黒い箱が到着。高級感のあるパッケージに、開封前から期待が高まります。

箱を開けると、ずっしりとしたキーボード本体が丁寧に梱包されていました。これが想像以上の重量感。プラスチック製のキーボードとは一線を画す、CNC加工されたフルアルミニウムボディの冷たく、そして滑らかな感触がたまりません。これはただの入力デバイスではなく、まさに「所有欲を満たす一つのガジェット」だと感じた瞬間でした。

付属品も非常に充実しています。
- 高品質なUSB Type-C to Type-Cケーブル(Type-A変換アダプタ付き)
- Mac用・Windows用それぞれの交換キーキャップ
- キースイッチとキーキャップを引き抜くための専用工具
これだけ揃っていれば、他に何も買い足す必要はありません。特にケーブルがしなやかな編み込みタイプなのも、地味ながら嬉しいポイントです。

気になる赤軸の打鍵感は?オフィスでも使える静音性を検証
さて、いよいよ最も重要な打鍵感のレビューです。私が選んだ「赤軸」は、クリック感のないリニアな押し心地が特徴。キーを押した瞬間からスッと底まで抵抗なく沈み込む感覚は、「スコスコ」という表現がぴったりです。

この打鍵感が、とにかく心地よい。そして肝心の「音」。メカニカルキーボードというと「カチャカチャ」という大きな音を想像しがちですが、このKeychron Q3 Proはガスケットマウント構造や吸音フォームの効果で、驚くほど打鍵音が抑えられています。
実際にオフィスで使っていますが、メカニカルキーボード独特のカチカチ音は抑えられています。静かながらも、タイピングの楽しさはしっかり味わえる。まさにオフィスワーカーにとって理想的なバランスです。
比較:MacBook Airのキーボードとの違い
ここで、長年使ってきたMacBook Airのキーボードとの違いをまとめてみます。
- 打鍵感: MacBook Airの浅く「ペチッ」とした打鍵感に対し、Q3 Proは深く「スコスコ」とした満足感のある押し心地。タイピング自体が「作業」から「楽しみ」に変わりました。
- 安定感: Q3 Proは約2kgという重量があるため、デスクに置くと微動だにしません。これにより、高速でタイピングしてもブレない圧倒的な安定感が得られます。
- 疲労度: 適度な反発と深いストロークのおかげで、長時間のタイピングでも指が疲れにくくなったと感じます。
MacBook Airのキーボードも非常に完成度が高いですが、Q3 Proはタイピング体験そのものを、より豊かでクリエイティブなものへと引き上げてくれる存在です。
MacもWindowsもこれ1台!切り替えとキーキャップ交換も簡単
私はメインでMacを使用していますが、Keychron Q3 ProはWindowsにも完全対応しています。本体の背面にある物理スイッチを切り替えるだけで、OSに最適化されたキーマップに一瞬で変更できます。

さらに親切なのが、Windows用の交換キーキャップ(WinキーやAltキー)が付属していること。付属の工具を使えば、簡単にキーキャップを交換できます。

工具をキーキャップに引っ掛けて、垂直に引き抜くだけ。あとは交換したいキーキャップを上から押し込めば「カチッ」とハマります。初めての方でも5分もかからずに完了するでしょう。

Keychron Q3 Proの真骨頂!キーマップを自由自在にカスタマイズ
Keychron Q3 Proの本当の凄さは、その圧倒的なカスタマイズ性にあります。プログラミング知識ゼロでも、ブラウザ上で直感的にすべてのキーの役割を変更できます。
今回は私が実際に行った「Keychron Launcher」でのカスタマイズ方法を紹介します。

マクロのカスタマイズ手順
準備として、専用サイト「Keychron Launcher」にアクセスし、キーボードをPCに接続します。
「接続」をクリックし、設定するデバイスを選択。

接続が完了したら、左側のタブから「マクロ」を選択。以下のような画面が表示されます。この画面からマクロの設定が行えます。

私が真っ先に行ったのが「」の入力マクロ設定です。文章を書いていると、日本語の鉤括弧「」を頻繁に使いますよね。そしてその都度、「
」
と入力した後に、わざわざ矢印キーでカーソルを左に戻す…。この地味な作業、積もり積もると結構なストレスです。
この一連の動作を、たった一つのキーに登録できるのがマクロ機能の素晴らしいところ。
設定は簡単。まず「マクロ」タブで、空いている番号(例:M2)を選択します。

そして、「スタート」ボタンを押下した後、以下の3つの動作を順番に登録していきます。
[
キーを押す(「
が入力されます)]
キーを押す(」
が入力されます)←
(左矢印) キーを押す(カーソルが1つ左に移動します)

実際に私が設定した画面がこちらです。キーコードで入力するため少し複雑に見えますが、やっていることは上記の3ステップだけ。これでワンキーで「」を入力し、カーソルを自動で中に配置するというマクロが完成しました。
あとは、この登録したマクロ(M2)を、キーマップ設定画面に戻って好きなキーにドラッグ&ドロップするだけ。
たったこれだけで、文章作成のテンポが劇的に改善されました。
このように、自分の作業に合わせて、無数の「時短術」を生み出すことが可能です。ぜひあなたの「面倒な作業」もマクロ化してみてください。
Keychron Q3 Proを正直レビュー!感じたメリット・デメリット
ここまで絶賛してきましたが、最後にメリットとデメリットを正直にまとめます。
Keychron Q3 Proのメリット
- 所有欲を満たすデザインと質感: フルアルミニウムボディの高級感は格別。
- オフィスでも使える静音性(赤軸): 静かなのに打鍵感が心地よい、絶妙なバランス。
- MacBookとは別次元の打鍵感: タイピングが楽しくなり、仕事のモチベーションが上がる。
- 圧倒的なカスタマイズ性: VIAを使えば、自分だけの最強のキーボードが作れる。
- Mac/Win両対応: 付属品も充実しており、どちらのユーザーも安心。
Keychron Q3 Proのデメリット
- 重い: 約2kgと重量級なので、頻繁に持ち運ぶのには全く向かない。
- 価格: 安価なキーボードに比べれば、初期投資は必要。
結論:Keychron Q3 Proは「所有欲」と「実用性」を両立させたいあなたにおすすめ!
Keychron Q3 Proは、ただのPC周辺機器ではありません。日々の仕事を楽しく、そして効率的にしてくれる最高のキーボードです。
特に、私のようにMacBook Airからデスクトップ環境へ移行し、初めて本格的なキーボードを選ぶ方には、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。
確かに安価なキーボードではありませんが、毎日何時間も触れるものだからこそ、投資する価値は十二分にあります。
- デザインも性能も一切妥協したくない
- オフィスでも気兼ねなく使える、静かで上質なメカニカルキーボードが欲しい
- これまでのキーボードから卒業し、新しいタイピング体験をしたい
こんな風に考えているなら、Keychron Q3 Proは間違いなくあなたの期待に応えてくれるはずです。この最高の打鍵感とカスタマイズがもたらす感動を、ぜひあなたも体験してみてください。
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