今回は、2025年3月の購入から約1年。他のマウスと使い分けながら、トータルで半年以上ガッツリと仕事の相棒として愛用してきたトラックボールマウス「Kensington SlimBlade Pro」の長期使用レビューをお届けします。
1年という時間を共にしたからこそ見えてきた、このマウスの「唯一無二の操作感」と、長期間使って分かった意外な弱点まで、包み隠さずお伝えします。
結論から言うと、「デスク環境を格上げし、全く新しい操作体験を提供してくれる最高のガジェット」でした。
この記事では、私がこのトラックボールに惹かれた理由、そして約1年間みっちり使い込んで感じた、そのユニークな魅力と少し気になる点を正直にご紹介します。
Kensington SlimBlade Proの基本情報と購入の経緯

まずは「Kensington SlimBlade Pro」がどんな製品なのか、簡単にご紹介します。
- 製品名: Kensington SlimBlade Pro ワイヤレス トラックボール (K72084JP)
- 特徴:
- 指でボールを操作するタイプのトラックボール
- 手首を動かさず使える左右対称デザイン
- ボールをひねってスクロールする「ツイストスクロール」機能
- Bluetooth・2.4GHzワイヤレス・有線の3つの接続方式に対応
- 価格: 約16,500円(※購入当時)
私がこの製品を購入した理由は、大きく3つあります。
1つ目は、これまで使っていた親指操作タイプ以外のトラックボールを試してみたかったからです。「もっと面白い操作感のものがあるかもしれない」という探求心から、人差し指や中指で操作するタイプに挑戦してみることにしました。
2つ目は、純粋にデザインに一目惚れしたこと。デスクに置いたときの佇まいが美しく、白とシルバーを基調とした洗練されたカラーリングが非常に魅力的でした。
そして3つ目の決め手は、USB Type-Cで充電できる点です。これについては、後ほどメリットで詳しく解説します。
1年間使って感じた5つのメリット
ここからが本題です。実際に約1年間、ほぼ毎日使い続けて感じた良い点を5つご紹介します。
1. 唯一無二の「ツイストスクロール」がもたらす新感覚の操作体験
この製品を最も特徴づけているのが、ボールを左右にひねってスクロールする「ツイストスクロール」機能です。正直、最初の2〜3日は戸惑いましたが、慣れた瞬間に世界が変わりました。
カーソル操作からスクロールまで、指をボールから一切離さずにシームレスに行えるこの感覚は、他のどのマウスやトラックボールでも味わえません。カリカリという小気味良いフィードバックも相まって、ただWebサイトを見るだけの行為が、なんだか楽しくなるほどです。

2. デスク全体を格上げする、洗練されたミニマルデザイン
左右対称のシンメトリーな形状と、白とシルバーの上品なカラーリングは、まさに「美しい」の一言。ただの入力デバイスではなく、デスクを彩るインテリアのようです。
マウスのように動かす必要がないため、常に定位置に鎮座している姿は非常にミニマル。デスク周りをスッキリとお洒落に見せたい方には、たまらないデザインだと思います。
3. 複数デバイスでの切り替えがスムーズ
Bluetooth、2.4GHz、有線と3種類の接続方法に対応しているため、デバイス間の切り替えが非常にスムーズです。私は普段、仕事用のノートPCと私用のデスクトップPCで使っていますが、ボタン一つで瞬時に接続先を切り替えられるので重宝しています。
接続の安定性も高く、1年間使っていて接続が途切れたり、不安定になったりした経験は一度もありません。
4. KensingtonWorksで自分好みに完全カスタマイズ
無料の専用ソフトウェア「KensingtonWorks」を使えば、4つのボタンの割り当てやカーソルの速度などを自由自在にカスタマイズできます。
私は右上のボタンに「コピー」、右下のボタンに「貼り付け」を割り当てていますが、これにより作業効率が格段にアップしました。このカスタマイズ性の高さも、ガジェット好きには嬉しいポイントです。

5. 【地味に重要】USB-C充電対応でケーブル周りがスッキリ
以前使っていたトラックボールは乾電池式で、いざという時に電池が切れて慌ててコンビニに走った経験が何度かあります。
その点、SlimBlade ProはUSB Type-Cでの充電に対応。デスク周りのガジェットをType-Cで統一しているため、余計なケーブルを増やすことなく、スマートに充電できます。このストレスフリーな仕様は、想像以上に快適でした。

1年使って見えた3つのデメリット
もちろん、良い点ばかりではありません。正直に「うーん…」と感じた点もご紹介します。
1. 独特の操作感に「慣れ」は必要
最大のメリットである「ツイストスクロール」は、同時に乗り越えるべきハードルでもあります。私の場合、完全に違和感なく使えるようになるまで1週間ほどかかりました。このユニークな操作感を楽しめるかどうかが、評価の分かれ道かもしれません。
2. やはり価格が高い
約16,500円という価格は、入力デバイスとしては高級品の部類に入ります。ただ、毎日触れるものであり、デスクの主役にもなりうるデザイン性を考えれば、個人的には満足度の高い投資でした。
3. 定期的なボールの掃除が必須
トラックボールの宿命ですが、ボールとそれを支える3つの支持球にホコリが溜まりやすいです。1〜2週間に一度はボールを取り出して、内部を軽く拭き掃除する必要があります。これを怠ると、ボールの滑りが悪くなるのがはっきりと分かります。
Kensington SlimBlade Proはこんな人におすすめ!
以上のメリット・デメリットを踏まえると、この製品は以下のような方に強くおすすめできます。
- 他にはない新しい操作感のガジェットを試したい方
- デスク周りのデザインや統一感にこだわりたい方
- 指先で直感的にPCを操作したい方
- デバイスの充電規格をUSB Type-Cでまとめたい方
逆に、以下のような方にはあまり向いていないかもしれません。
- 精密で素早い操作が求められるPCゲームをメインにプレイする方(私も試しましたが、やはりゲームには専用のゲーミングマウスの方が適していると感じます)
- とにかく安いマウスを探している方
- 独特の操作に慣れるのが苦手な方
まとめ:日常のPC作業を「新たな体験」に変える一台
Kensington SlimBlade Proは、ただのトラックボールではありません。
その唯一無二の操作感と洗練されたデザインは、日々のルーティンワークを少しだけ楽しく、そして刺激的な「体験」に変えてくれる力を持っています。
価格は少し張りますが、毎日使うPC環境に新しい風を吹き込みたい、所有欲を満たす美しいガジェットが欲しいと考えているなら、これ以上ない選択肢になるはずです。



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